私、昔から弟のマンガを勝手に部屋から持ち出して読んでて(恥)少年マンガ、よく読んでました。で、それは今の年齢になっても変わってなくて…さすがに今は「少年ジャ○プ」のような雑誌は買ってないけど、単行本はよく買ってて、ええ、お姉ちゃんは20代後半になっても勝手に読ませていただいています(で、部屋から持ち出して私の部屋の本棚に収まってることもある。ごめん、弟ロケット

で。今すごく好きなマンガが

「リアル 井上雄彦」

弟が6巻だけ買っていたのだけど、6巻がすごくよかった。お姉ちゃん、この巻を見て、また泣いてしまい、弟がかっていない1~5巻まで、揃えてしまった(恥)私が買った巻は、私の部屋の棚に収まってますが、今度は弟に勝手に持ち出しされてます…(もちろん、文句は言えない)

バスケ部主将、成績もトップ、女子高生からもモテテいた高校生が不慮の事故で下半身不随になり、その現実を受け入れられない状況に陥って、自殺未遂もしてしまう。小学生の頃に父親が家から出て行ってしまうが、出て行く前はいつもバスケを家でしていた(簡単にあらすじを書いてみました、かなり略してます…走る

その出て行った父親と、半身不随で生きていかなければいけない現実を受け入れられないでいる息子と1週間ほど一緒に暮らすことになったのだけど、その時に父親が彼に対して言った言葉がすごくよかった。

思いをまず聞いてあげること、自分の。
本当にちゃんと聞こえるまで耳を澄ますこと。
 (中略)
君自身の声を聞こえないふりをしていると
そのうち本当に聞こえなくなってしまう


安西先生が「あきらめたらそこで試合終了だよ」とか言ってたのを思い出すような名言のような気がして、井上さん、すごいよ~と思ってしまった。
なんか今の自分にすごくヒットした言葉でした。

たま~に偶然、昔の(1年以上会っていない友達とか)知り合いや友達に会うと、自分自身を再確認してしまうことがあるような気がする。思えばそういう存在は本当に大切。
職場で、育児休暇を1年取った同僚がいて、最近職場に復帰された方がいるのだけど、その同僚に、1年前の私と今の私では何か変わった、と言われてしまったんです。正直、今の自分って、仕事は好きだけど、先輩にお世話になってばかりで、経験のわりにまだまだちゃんとできてないな、というのが顔に出ているのかな…悪い方向に変わった気がして、軌道修正したいと思った。


こういう言葉っていうか、文章が好きです。きっと、実際に友達とか親しい人と話す時、私はこんなこと話さないと思います。だって…ね~(意味不明)。