昨日、夜に衛星で恋愛小説家をやっていた。チャンネルをコロコロ変えてるときに見つかったので、親に
「お前は映画のワンシーンだけでなんの映画かわかるのか」
と言われてしまった。いや~一回見た映画なら映画のワンシーン見たらそれがどの映画であるか、分かるもんじゃない?特に私はこの映画が好きなんで、もちろんわかりましたよ~

で、小説家のメルビンが相変わらずキャサリンに対して不器用なアプローチばかりしているところから見た。自分がどれだけ変人であるかを主張、相手に毒を吐いて好きな相手にさえも傷つける言葉しか吐けないメルビン。

メルビンを最初見るとたいてい彼のことを嫌いになると私は思う。私も「なんだい、あの神経質じじーは」と思う。だからそんな彼が人を好きになってちゃんと気持ちを告白して、最後には相手を気持ちよくさせる言葉を吐けるようになるってい
う過程をすごく応援したくなるの。あの変人じじーが最後には素敵な恋人になってしまうってのがなんとも素敵で。それで私もこの映画にはまっちゃったのだ。

大学1年の夏に一人で初めて映画を見に行った時に出会った映画だった。当時よりもさらにこの映画を好きになっているような気がする。

で、ちょっと素敵な言葉があったので書く。

メルビンがキャサリンに気持ちを伝えたいのにオドオドしている時に、同居人でありゲイのサイモンが彼にこう言う。

「Don't you think you are lucky? 」

と。メルビンは自分が変人であることを自覚しているのでキャサリンに会うのが不安でたまらない。するとサイモンは

「君は幸せ者なんだよ。そうは思わないかい?君は好きな人、愛する人がいるんだ。
それは本当に幸せなことなんだよ。」


と。ああ…サイモンよ、私は感動しちまったよ。すごく心に残ったさ。
人を好きになるっていうのは幸せなのだと本当に思う。恋すると人はすごいパワーを出せる(きゃ~素敵♪)。変人のメルビンはキャサリンにこう言いました。

「僕は君と出会ったことでまともな人間になろうと思った」

私は…メルビンが本当に大好き!